「てめぇら一生俺らに関わんじゃねぇよ‼︎分かったな?」
和樹はそう言い捨てて、2人で家へと帰った。
「ありがとう…私の問題なのに…」
本当に和樹には感謝しなくちゃいけない。
昨日、助けてもらったし…
今日だって…私のために男等に仕返ししてくれた。
「夢だけの問題じゃねぇよ。俺…夢のこと好きだから…俺がお前を守りてぇから」
ドキッ…
少しずつ速くなる鼓動。
他の子と屋上でヤってたくせに…
なんで……そんなこと言うのよ…
私、本気にしちゃうじゃん…
本当は……少しずつ感ずいていた。
私…
こいつ……和樹のこと……
好きなのかもしれない……

