「あのさ、2人にしてもらえねぇかな?」
和樹が発したその言葉を聞き、驚いた表情の深雪と、少し不機嫌そうな俊哉は保健室を出て行く。
「あの……私って…」
「あぁ、途中で意識失って倒れたんだよ。だからここまで運んできた」
私、倒れたんだ…
和樹が……運んでくれたの…?
「あのお前をはめた女から聞いたんだけど、あの男達いるだろ?あいつらがどこの誰なのか分かった」
聞くたびにズキズキと胸が痛み始める。
「俺はそいつらに会いに行く。ちゃんとケリつけてくる」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…