「明日…迎えに行くから。待ってろよ」

「え…?」

迎えに行く…?

「夢…今1人でいるのすげぇ怖いだろ?俺が迎えに行くから。それまで待ってろ。な?」

優しい瞳で顔を覗き込む和樹に胸がキュンとなる。
す、少しだけ…

「あ、ありがと…」

気づけば私の家の前。

「じゃ…じゃぁ…また」

和樹と別れて、家に入る。

怖かった…
男はやっぱり平気でああゆうことをする。
あの時だって…
でも、何でだろう…
和樹が隣にいたら落ち着くんだ…