さ、私も食堂行こっかな。
なんて考えているときだった。

「「「和樹ぃ〜〜‼︎‼︎」」」

女の子が群がるのなんて、あいつが来た時以外考えられない。

「夢。」

私の名前を呼ぶ麻生和樹。
み、皆見てるのに…やめてよ…
私はしぶしぶあいつの方へと運ぶ。

「何?」

「一緒に飯食お」

私はまだ返事返事をしてないのに、腕を掴まれる。
どんどん先へと進む麻生和樹。
ったく、なんでこいつはいつも強引なのかねぇ…