「なに?なんか顔についてる?」

うわっ‼︎
見過ぎた‼︎

「いや、なんでも…」

「帰るか…」

私達は他愛のない話をしながら隣同士の家へと帰った。



「ふぁ〜〜」

「うわっ‼︎すっげぇあくび」

私のあくびを馬鹿にしたように笑ってくる俊哉。
なによっ‼︎
あくびぐらい…やらしてよ‼︎

だってさぁ、5限目、6限目は眠いでしょ?
やっと5限目の古文が終わり、一息。


「「「きゃーー‼︎‼︎」」」

突然騒ぎ始めたクラスの女子達。