「着いたぞ。」


え……………ここ?



めっちゃギャーギャーうるさいんだけど。



「ただいま。」



「総長!おかえりなさいっす!遅かったっすね!」



独特な喋り口調で少し笑ってしまった。



それに気づいた男の子は私に威嚇してきた。



「誰かれ構わず威嚇すんな。」



「すんません。」



「こっちだ。総長と幹部しか入れない部屋だ。」