「へぇー見たことあんの?」


「ちらっとね!ほんと真希は興味ないわよねー…………昔の男なんか早く忘れなよ。ましてや死んだやつなんか……あ。ごめん。」


「いいよ、別に。涼子の言うとおりだし。」


私は好きなやつはいるというか付き合ってたやつがいる。



でももうこの世には存在しないから別れたというべきか。




デートの日に、彼氏だった優が私との待ち合わせ場所に向かってるときに飲酒運転に巻き込まれ、この世を去った。



私達は幼いながらも、将来の結婚のことをお互い考えていた。