それは、ある休日のことだった。


母「ちょっとそこに座って」


突然リビングに呼ばれ、顔を見れば珍しく真剣な表情をする両親(失礼)


母「観月」

観『何』

母「あなたは私達にとって可愛い娘よ」

観『何事』


いきなり普段言わないであろう台詞を発する母 。

吹き出すところだった。
どんな話の切り出し方なんだ

動揺する自分に、我が家の大黒柱が口を開いた。


父「という訳だ。男子校行ってこい」

観『ブフォッ』



今度こそ吹き出した。