「はあ。」

私はまたため息をつく。

なんでかって?そこにいる私の彼氏が浮気しているから。

「みーう!ため息つかないの!本当に大丈夫なの?辛くない?」

「うん。辛くないよ」

そうは言っても嫌なものは嫌だなぁ。そう思いながら親友のまゆに言う。

「はぁ…うそでしょ?分かってるんだから」

やっぱりまゆには分かっちゃうかぁ。

「うっうんっ。もうねっ、辛いのっ」

あぁ泣いちゃった。ほらこっち見ちゃってるよ。浮気彼氏のゆうたくんがさ。

「おい。なに泣いてんの?」

うわっ。こっち来ちゃったよ…

「あ。なんでもな「うるさいわね。あんたには関係ないでしょ?」まゆに言われてしまった。

「は?関係ねぇってどうゆうことだよ。っておい!」

まゆは私の腕を掴んで走りだした。

「ちょっ、まゆ!」「いいから!走って!」まゆに言われるがまま走った。