世界を敵にまわしても

次の日、私はどうしようもならなくて、

少し濁して藍里に話した。

藍里は少し考えたそぶりで私を見る

「それは……恋かな?私も、よくわからないけど…そうやって泣けるってことは…その人のことを好きってことじゃない⁈だって…心音は…信じたいんでしょ…彼を。」

彼女の言葉に黙って頷く私。

そっか…私…先生を信じたいんだ…