世界を敵にまわしても

ベットに潜って考えてた…昨日の夢のこと

私を連れて行ってくれるのは誰…?

不意に携帯がピロンとなる

携帯を耳にあてると騒がしい声。

「はい……」

私が言っても何も返事が返ってこない

『ごめん……心……ごめん……』

それだけ言って切れてしまった携帯

藍里の声……なんだったんだろう……

私がそんなことを思っていると、今度は家のチャイムが鳴った。

「はい………」

そう言ってドアを開けると、そこに立っていたのは先生だった