世界を敵にまわしても

藍里が私のところに駆け寄ってくる。

「なんで...こんなことに...」

私がうなだれてると、藍里はくすくす笑う

「あんたが一番バカだからよ~」

ご、語尾まで丁寧に伸ばしちゃってさ...

「...馬鹿って...何がよ...」

私がぼぉっと窓の外を見てた時...

先生は、古典が一番できない子をきいたらしい..

たくさんの課題を出すために

とことん...サドだよ

私は深い深いため息を一つした。

そんなこと言ったら、私しかいないからな...