世界を敵にまわしても

「なんで…………⁈」

私は首を横に振ることしかできない


元々、色恋に興味がなかったわけじゃない。

私のパパの仕事上、いつかはそういう結婚させられる予定だと思ってたから、人と真剣に向き合ったことがない。

ただ…それだけ。

でも、ナダルとカイは別。

あの二人は私を心の底から思ってくれてる…多分。

こんなことすら自信がない

「ま、いいんじゃない⁈……心音が好きになる子か、誰なんだろ」

彼女はけたけた笑いながら自分の席についた

副担が入ってくる。

騒がしい女子たちの声。