世界を敵にまわしても

マスコミの間でなかなかの話題を見せていた鍵騒ぎ

それが世論にも伝わって、この人もある程度のことは知っていたのだろう。

でも、今ここに入れるのは校長先生のおかげなのかもしれない。

「はい、じゃぁ号令かけて」

終わりのチャイムと同時にナダルの声が響いて、級長が号令をかける。

2時間目のHRの時間、担任の先生が新しくきた副担の先生の紹介をする。

「イケメンかな…⁈男だよ〜」

藍里のうきうきをよそに私は返事とため息混じりの反応をする。