世界を敵にまわしても

彼が初めに言った言葉は、

「僕のことを好きにならないでください」

その一言で、騒ぐ女子たちを一気に黙らせたのをおぼえている。

今覚えば、それは私への一種の牽制だったのかなと思う。

ここに何をしにきたのか考えろという…

恋愛なんかに現を抜かしている場合じゃない

うちをでて、ナダルの情報をもとに、ここへきた。

ここの校長先生に、少し濁して事情を話すと、校長先生は静かに大きく頷いた