世界を敵にまわしても

「先生………、」

慌てて先生に駆け寄る。

先生は俯き、小さく呟いた。

「……俺が……殺した……」

先生の顔には後悔の二文字があうだろう

子供な私はなんて言ったらいいのからわからない。

ただ、まっすぐ先生を見つめるだけ。