世界を敵にまわしても

「先生………」

声が震える。

嬉しさと…悲しさ……と…不安。

入り混じる想い。

「聞くなよ……」

そう言って私に近づき、私の耳が先生の両手で覆われる。

「……あなたを……陥れるために……」

藍里の言葉にゆっくりと顔をあげる