まぁ、知るわけないか…。

わけわからんっていう顔をしてるカイをよそに私は部屋を出た。

「なぁ、何が知りたいんだよ…」

「ん⁈カイに聞いても無駄だから、直接聞くの!」

そう、こうなればもう正攻法以外なにもない

だから…

私の後を離れないように抜かさないようにと歩幅を合わせてついてくるカイ。

パパの部屋を過ぎれば

ナダルの部屋。