世界を敵にまわしても

「怖くて……愛しい……」

そのまま私を抱きしめる先生。

私も先生を抱きしめる。

多分、私たちは私が思ってるより

もろくて、今すぐにでも壊れそうな

そんな感じ。

先生も私も震えてるのはだからかな…

「好きだよ……」

そう言って先生は私にもう一度だけキスをした。