世界を敵にまわしても

先生を見つけた

懲りずに、何回も何回も先生を見つけては話しかける。

「ねぇ、どうして無視するんですか…」

通りすぎる彼の腕をぎゅっと引っ張って、

私は顔を近づける。

たとえ、どんな人だろうと私は先生が好きなの…