世界を敵にまわしても

「ああやって…気のある素振りはすべて嘘だったの…」

涙を抑えてまっすぐ、まっすぐただ先生を見つめる

先生は何も言わない。

一言でもいいから嘘だ言って欲しかった

でも、それは私の勝手な感情

嘘だと思うことさえ許されない勝手な感情

これが事実なら私はそれを受け入れる