世界を敵にまわしても

泣いてはいけない…

私の声がかすれる

震える

「聞いたのか」

誰から…なんて馬鹿みたいなことは言わなかった

唇を噛み締める

私はただ小さく頷くことしかできなかった

「っそじゃないの⁈」

先生は頷くだけ