世界を敵にまわしても

「やめろ…っ」

私の最後の言葉に先生の響く声…

その低音の優しい響きであなたに呼ばれるのが好きだったの

好きだったのよ…

「あなたは……オーストラリア暗殺者」

私の小さな呟き

大きな目で私は先生を見る

「それは……本当…⁈」

私の声に小さく…少しだけ

先生は頷いた……