世界を敵にまわしても

「俺に答えれることなら、なーんでも」

そう言ってにやっと笑う

一度目を閉じて目を開ける

「先生は…オーストラリアで何してたの?」

先生はいつもより冷たい目を私にむける

「何もしてない。それだけか…今日は…」

先生の言葉が冷たく刺さる

もうこれ以上聞くなと言うように……

あからさまに不機嫌な声、顔

唇を噛み締める

先生の目をみて…