世界を敵にまわしても

「関係ないなんてことはないわ…関係しかないわよ。」

「俺は俺のやり方でいく…」

先生と女の人の話し声…

期待と不安を胸に私は彼らの話に耳をすませる。

「彼女…知ってるの…?」

「何が…」

「あら…ここまできてもとぼけるのね…
あなたのことよ」