なんてったって、あの有名な椎橋グループのご令嬢なんだから…

でも…でもパパは私を世間に隠したがってる

なんでかわからないし、私もパパに聞く気はない。

もともとパパとは仲のいい方ではないけど…私はそれでもパパが好き

「無理、カイ…疲れた」

「はぁ…知らねぇよ…」

ベットにグダ〜っとなる。

その言葉にめんどくさそうにうなだれるカイ。

彼はナダルが連れてきた。

ナダルとカイの母国の優秀な戦士

カイが私に対してこんな口の聞き方はここへ来たときから

一回直させようと思ったけどやめた

カイはこのままのほうが一番いいから。

なんてたって、優秀な戦士だしっ…