あの日に出会ったキミと。

いくらか時間が過ぎると、いつの間にか子供達がいなくなってて、一人の青年が海を見つめていた。


「…何してるのかな。」


そう、口に出してしまっていた。


青年が私のほうへ振り向いた。


そして優しく、柔らかに微笑んだ。