彼氏にフられた…

そして龍くんにキスされた…


なんでキスなんかしたの?なんて
聞けるわけ無い。

重く考えちゃだめ、龍くんは私を慰めようとしてキスしただけ…


そう思いこまないと自分がおかしくなりそうで怖かった。





次の日、龍くんと顔を合わせるのが怖かった。

でも同じ家に居るのだから顔を合わせてしまうのは仕方がない


『…姉さん…』

龍くんが私を呼ぶが、私は逃げるように部屋に閉じこもっていた








夜になり、龍くんの部屋に誰か来ていた



『龍…きもちぃ…ぁ…』

『でけぇ声出してんじゃねぇよ。だまってろよ』


いつも以上にイライラしてる龍くんの声が聞こえた。

それに女の人のいやらしい声も段々と大きくなってきた


私はなぜか聞きたくなくてイヤフォンをして音楽を聞きながら寝た