「ありがとうございました。」 私は洞天の前で頭を下げる。 「女の人なんですから、これからはこんな時間に出かけないようにしてくださいね」 沖田さんは 私に一歩近づいた 「僕だって、男ですから。」 顔を一気に近づけ 耳元で囁く。 「ちょ…!?//」 イキナリで動けなくなってしまった私を クスクス、と笑い 反対方向へ歩き始めた。