「みお‼︎」
「沙梨…待っててくれたの…⁇」
「遅いよまったくーwほらっ、帰るよ‼︎」
「うん、ありがと。」
久しぶりの様な気がする沙梨との下校。学校の先生のモノマネをしたり、使ってるシャンプーの話をしたり。たわいもない話だが澪にとってとてもいい時間だった。
家には母と小6の弟がいる。父は私が幼い頃に離婚していて、顔も知らない状態だ。だから一人で育ててくれた母にはいつも心の中で感謝している。
「ただいまー。」
「おかえりー。」
「あれっ。また綾斗だけ⁇」
「今日もお母さんは9/時まで仕事だよ。」
「そっか…。じゃあお腹空いたでしょ⁇ご飯急いで作るね。」
「うん。」
「今日の夕ご飯はおねーちゃんの得意なチャーハンでーす」
「簡単なだけでしょ。」
「おねーちゃんの愛をたっぷり入「いただきます。」
「め、めしあがれー‼︎」
「そーいえばさ、綾斗の塾のバイトの先生って夜風先生だったっけ…⁇」
「そうだけど。なんで⁇」
「な、なんでもないよー。」
「あっそ。ちなみに彼女いるらしいよ。」
「べ、別にいいよ居たって‼︎」
「どーだか。」
「私は綾斗が恋人だから彼氏はいらな「うるさい。」
「そーゆー冷たい所も好きだよ、うん、とても、大好「ごちそうさまでした。」
「う、うん‼︎」
会ってみたいなー。奏のお兄さん…だよねw絶対イケメンだろーなー。どーゆー性格なんだろー。悪そーだけどw
「お姉ちゃん早く食べて。」
「ごめん…っ苦笑」
お姉ちゃん、最近笑顔が減ってきた気がする。なんかあったのかな…⁇