沙「海ー‼︎」

澪「海だー‼︎」

翔「焼けそうだなーっ(苦笑」

羽「わーい!!(バシャバシャ」

奏「あちーな…。」

綾「焼ける…。」

奏と綾斗を残した四人は海に走っていく。

それに対し、奏と綾斗はパラソルに入り、寝転ぶ。
「奏と綾斗は来ないのーっ??」

「「だるい。焼ける。見とく。」」

「アッ、ハイ。」

奏はサングラスに海パン。
綾斗はジャージを着て、四人を見ている。


「おい。」

「どーしました?」

「飲み物…。」

「確かにあった方が快適ですね(ニコッ
買ってきましょうか??」

「いや、俺も行く。」

夏休みともなれば、当然人も多い訳で。
実際、高身長の二人は高校生に見えてもおかしくない。

=女子が寄ってくる。

それを振り払う為の、女子。

「おねーちゃん、来て。」

「綾斗、どしたのー?」

「飲み物、買う、ついて来る。」

「分かった(ニコッ」

だが、この三人、揃うと無言。


「あ、海の家ってあれじゃない?!」

「うん、どっからどー見てもそうだよね。」

「目、大丈夫か??」

「も、もちろん!!」

さっきから女の子達からの視線が痛い。

コソコソ話している人や、あからさまに釣り合わないと言っている人。

無言だと尚更である。

「混みすぎだろ…。」

「僕食べる物買ってくるから、奏さんと、おねーちゃんは飲み物お願い。」

「おう。じゃあ買ったらさっきのパラソルの所でな」

そう言い、綾斗は一人で飲み物を買いに別の店に向かう。

「この列かー。」

綾斗は列に並ぶ。




バタッ