パッ


「い、いえ、呼んでないと思います(ニコッ」

『そうですか、失礼しました(ぺこり』



「あの店員…っ」

「奏、どしたの…っ⁇」

「…見られたっぽいな。くそッ」

「こ、こんな所で奏が…っ」

「もう出る。」

「う、うんっ」

外に出ると辺りは夕暮れだった。

「帰る⁇」

「もう遊び疲れたし帰るか。」

「うんっ、綾斗達も帰ってるかなーっ」

「なんか買って帰るか。」


「ね、ねぇ、、奏…⁇」

「ん⁇」

「か、奏は、あたしが羽琉くんと話してるのが嫌なのかな…⁇」

「別に…。ただ、俺とよりも話してる気がしただけだけど。」

「そ、そっか…(ニコッ 確かに羽琉くんと話をしてる時もあるよ。」

「…。」

「でも、あたしが好きなのは…奏だからね…っ」

「…っ。」

「だから、今までの接し方と恋人としての接し方。あんまり変わってなくても、あたしは奏が好きだってこと、分かってくれたらいいなって。(ニコッ」

「うるさい」

「えっ⁇」

「そんなこと分かってる。でも」

「⁇」


「…っ、お前の一番は俺でいたいだけだ…っ///」



「そっか(ニコッ」

「か、帰るぞ。」

「うんっ(ニコッ」