奏は澪をソファーに押し倒す。


「最近、羽琉と仲いいみたいですね。」


「い、いえ…っ」

「翔が言ってたぞ。俺がいない時にお前と羽琉が話してたって。」

「そ、それは沙梨も綾斗も居たし…っ‼︎」

「へー。お前らいつの間にそんな関係に⁇あ、祭りの時か。」

「……っ」

照明が暗く、奏の顔が上手く見えない。

「俺のって自覚ないの⁇」

「…っ、あ、あります…っ」


「ふーん。」


澪の鎖骨に唇をつける。

「か、奏…っ、お店…っ」


「うるさい。黙れ。」

「…っ、やめ、んんっ」


『お客様っ、お呼びでしょうか⁇』