「うん‼︎」
「…っ、ありがとう。
では………よろしくお願いします///(ニコッ」
「こここここここちらこそっ‼︎///」
これで良かったんだ。
みんなが幸せになれる方法。
弟という関係は、時間がたっても、頑張っても、変わらない。
自分の事を好きでいてくれている人がいるならば、その人のために、僕は尽くせばいい。
自分の心に鍵を掛ければいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「綾斗くん、次ゴンドラ乗ろっ⁇」
「ここから近いですし、夜景が一望できていいですね(ニコッ」
「……。」
「そんな見つめられると、何か付いてるのかと思いますよ…っ(ニコッ」
「沙梨はタメ口だから、綾斗くんもタメ口使っていいよ…っ」
「えっ、で、でも年的にも先輩ですし…。」
「距離があるみたいで、嫌なの…っ」
「…分かった。」
「……///ありがとっ(ニコッ」
「ゴンドラは、願い事が叶う橋を潜るから願い事を一つ考えるらしいよっ(ニコッ」
「さ、」
「ん⁇」
「沙梨は…なんてお願いするの⁇」
「…っ///……綾斗と、ずっと一緒にいれますように…って…///」
「そっか(ニコッ」
「あ、綾斗は⁇」
今までのおねーちゃんへの感情を消せますように。
「もちろん、沙梨とずっと一緒にいれますように。だよ(ニコッ」