「か、奏じゃん‼︎大丈夫⁉︎お疲れ‼︎病院行ったの⁉︎今/日/三/時までたっだから病院の帰り⁇でも制服か。行ったの⁉︎ねえ‼︎」

「うるさい。」
「だって‼︎心配してたんだよ⁉︎」

「だ、だからごめんてば///」
「うん…っ‼︎」

「でさ、喉乾いた。お金ない。おごってください。澪先輩。」

「え⁇あー、いいよ⁇私もお金持ってないから、うち来る⁇w」

「行く。」

そして澪の家に帰ると綾斗がいた。

「だれ。」
「こんにちはっお姉さんの後輩の奏ですニコッ」
「弟の綾斗だよー。綾斗、奏が喉乾いたんだってー。」
「はいはい。用意するね。」

澪の部屋に奏を案内すると、

「え…っ」
「なにー⁇私の部屋だよーっ‼︎」
「お前…オタクだったのか⁇」
「まあねーw」

壁中にポスターを貼り、フィギュアや漫画などが大量にあった。

「へ、変だよね…w」
「別に変とかじゃねーよ。意外だっただけだ。」

トントンッ
「おねーちゃーん。」
「ありがとっ♡」
「うん。塾行ってくる。」

綾斗はコップを二つ置くと、澪の部屋を出て行った。

「いってらっしゃーい♡」

「お前の弟、小学生なのに塾かよw」
「中学受験するみたいでねーっ‼︎可愛いでしょー⁇ニコッ」

「ん。あー、まぁー。そーかもな。」

澪はワイシャツのボタンを開けながら、

「私の部屋、冷房無くてごめんねっ。暑いねーw奏も暑かったら脱いでいい…」



ドサッ

「え…⁇」

「お前さ、男子と二人で部屋にいるんだぞ⁇無防備にも程があんだろ。」

「ご、ごめんなさい…」

澪の上に奏の顔がある。床ドン的な感じか。

「お前、少女漫画読んでんのに、そんなこともわかんねーのかよw何のために読んでるんだかw気をつけろ。」

そう言って奏は体を起こし、飲み物を飲んだ。すると、

「澪、こんなに漫画持ってて、オススメはなんだ⁇スポーツ漫画か⁇」

「少女漫画が基本だよーっ‼︎この漫画はすごい絵が綺麗なんだよー‼︎イケメンだし‼︎」

「お前、少女漫画読んでるの、か⁇」

「う、うんw」

「それ、にスポーツ漫画も読んでるとか何が好きにゃのかわかん…」

「か、奏⁇大丈夫⁇」