そう言いながら工藤先生は、目からあふれ出す涙をぬぐった。
「でも、やっと会えた。もう1度会えたら言おうと思ってた。好きだって。」
「ふっ……うっ……」
「好きだよ、由愛」
「く…どう…せん…せい…」
「お前が高2のころ告白してきた時あったろ?」
うんうんと私は泣きながら頭を縦にふる。
「俺はあの時本心で言ったわけじゃない。」
「え…?」
「本当はすごくうれしかった。だけど、お前には辛い思いをさせたくなかった。俺と付き合って辛い思いするくらいなら違うやつと幸せになってほしいと思ったんだよ。」
「私はっ…!工藤先生としか幸せにはなれません…!今も昔も…」
「うん…俺もお前を手放してから後悔した。だから、もしもう1度会えたら俺が必ず幸せにするって決めたんだ。」
「先生…」
「それで、返事は?俺、片想い中だけど?」
そんなの…
「好きに決まってるじゃないですか…工藤先生じゃないとダメなんです、私はもう…」
「ごめんな…ずっと待たせて」
「いいんです。幸せなので」
「あとお前、朔弥ってやつに近づきすぎんなよ。」
「なんでですか?」
「あいつは要注意人物だ。」
理由になってないし…
「でも、やっと会えた。もう1度会えたら言おうと思ってた。好きだって。」
「ふっ……うっ……」
「好きだよ、由愛」
「く…どう…せん…せい…」
「お前が高2のころ告白してきた時あったろ?」
うんうんと私は泣きながら頭を縦にふる。
「俺はあの時本心で言ったわけじゃない。」
「え…?」
「本当はすごくうれしかった。だけど、お前には辛い思いをさせたくなかった。俺と付き合って辛い思いするくらいなら違うやつと幸せになってほしいと思ったんだよ。」
「私はっ…!工藤先生としか幸せにはなれません…!今も昔も…」
「うん…俺もお前を手放してから後悔した。だから、もしもう1度会えたら俺が必ず幸せにするって決めたんだ。」
「先生…」
「それで、返事は?俺、片想い中だけど?」
そんなの…
「好きに決まってるじゃないですか…工藤先生じゃないとダメなんです、私はもう…」
「ごめんな…ずっと待たせて」
「いいんです。幸せなので」
「あとお前、朔弥ってやつに近づきすぎんなよ。」
「なんでですか?」
「あいつは要注意人物だ。」
理由になってないし…

