美雨さんと工藤先生とあまり話さないまま5日が過ぎたある休日。



私は、結婚式以来会ってなかった綾とお買い物に来ていた。



「由愛〜どこ行く〜?」



「ん〜服見よ、服!」



「これ、かわいくない?」



「かわいい〜綾着てみてよ!」



「え、いいわよ。」



「いいからいいから!」



「も〜」



渋々、試着室に入った綾



絶対似合うだろ〜な〜



綾かわいいもんな〜



「ゆ、由愛?どうかな…?」



ちょ…っと…



「か…」



「か?」



「かわいすぎるっ!!!!」



綾、想像以上に似合い過ぎ!!



「なになになに?!綾それ買いなよ!!やばい!ちょーかわいい!」



「そんなにかな…?まあ、由愛が言うなら…」



綾は本当にかわいい物なんでも着れちゃうからうらやましいなぁ〜



いいな〜と思っていると



「そのかわり、私が選んだ服を由愛が着ること」



「え〜?!」



綾が突然、大きな爆弾を投下してきた。



「嫌だよ〜私似合わないもん〜」



「ダメよ。私が由愛が選んだ服着るなら、私が選んだ服を着るべきよ。じゃないと、平等にならないもの。」



そんなぁ〜



綾には勝てない私は結局、言うことを聞くしかなくて…