「奏音って紘人そっくりですよね…」



「そうか?」



「はい…目元とかすごい似てます…」



「俺は由愛のほうが似てると思うけど」



「ならきっと奏音は私たちの1番良いところをもらったんですね」



「そうかもな」



「奏音って寝顔本当にかわいい…」



と言いながら微笑んで奏音を見つめる由愛がかわいくて…



「んっ…」



俺は思わずその首筋にキスをした



「ひ…ろと…」



潤んだ目で見つめてくる由愛にもう理性なんてとっくに崩壊してた



「無理」



「え?」



「我慢できない」



「なに言って…」



「お前はずっと俺のものだぞ?」



「なっ…」



「奏音ばっかに取られてたまるかよ」



そう言って由愛を抱き上げた



「紘人…?」



「なに?」



「ど、どこに行くんですか…?」



「どこって…どこだろうね」



「意地悪…」



「今に始まったことじゃないだろ?」



「そうですね…」



諦めたのか力が抜ける由愛



「由愛?」



「なんですか?」



「愛してる」



「私もです」



顔を赤くして微笑む由愛にやっぱり俺は勝てないと思った









「2人目作ろうか?」



「なっ…!」



こんなかわいい天使絶対誰にも渡さないーーーーー