今回は、まじで気が狂いそうだった



あいつが由愛の頭撫でて、顔赤くしている由愛を思い出すだけで俺はもうやばかった



だけど、由愛が意識を手放す寸前に"大好き"って言ってくれた時はめちゃめちゃうれしかった



どれだけこいつのこと好きなんだよ、俺



でも、由愛がいないと俺は生きた心地がしない



なんて思っていると



「ん…」



由愛が目をこすりながら起きた



「おはよ」



「おはよーございます…」



「身体、つらくない?」



と聞いた瞬間、目を見開いて顔を真っ赤に染めた由愛



「だ、大丈夫です…」



かわいい…



なんだこの生き物は



「ごめんな、無理させちゃって」



「い、いえ…不安にさせてたのは私ですし…」



やばい。



かわいすぎるんだけど



「昨日の由愛のおかげで安心した」



「昨日のって…?」



「え?それ言っちゃっていいの?」



「え?え?」



「由愛が俺のことたくさん求めてーー「わーー!!!」」



「は、恥ずかしいからやめてください」



「あれはすっげーうれしかった」



「私は…その…」



「ん?」



「たとえ、なにがあろうと工藤先生のそばから離れないし、ずっと大好きだから…えっと…不安にならないでください…」