「じゃあ、仕事しますね」



そう言って、席に戻ると横から視線が…



「なんですか、工藤先生…」



仕事できないんだけど…



「お前、あいつとどういう関係?」



「塾の先生だったんですよ」



小声で聞かれたから私も小声で返す



「ふ〜ん…あんまり関わんなよ」



「わ、わかりました…」


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よ〜し、終わった〜



っていっても一部だけど…



はぁ…まだあるのか…



ちょっと休憩してこよ…



ガラガラーー



なに飲もうかな〜



自動販売機の前で考え込んでいると



「由愛」



「え?」



名前を呼ばれたほうへ振り返ると



「山本先生…」



「休憩中?」



「うん…」



「あれ?敬語じゃないんだ」



「だって、あれは先生たちいたし…違和感半端なかったよ」



「元気だった?」



「うん」



「なんで英語の先生やめたの?」



「わかんない。でもなんか、直感的に音楽のほうが向いてるんじゃないかって思ったの。歌うこと好きだし」



「そういえば、お前高校の時文化祭で歌ったって言ってたもんな」



「先生1度も来なかったけどね」



「忙しかったんだよ」



「そういえば、先生何歳になったの?」