工藤先生と同棲生活が始まってからもう1ヶ月がたった。



今日から春です!



新学期です!



あれから工藤先生が校長先生に言い、原田先生はどこかに飛ばされたとか…



それに、生徒の評価もあまり良くなかったみたい



そして、工藤先生と付き合ってることは他の先生たちにはなんとかバレずに過ごしてる。



「由愛ちゃ〜ん!」



……この人以外には。



「松田先生…なんの用ですか…」



まあ、どういう用事なのかはなんとなくわかるけど…



「とぼけないでよ〜どうなったか教えてよ」



「はぁ…工藤先生から聞けばいいじゃないですか」



またヒソヒソと話している私たち



「聞いたよ〜でも、紘人教えてくれないんだも〜ん」



まあ、そうだよね…



あの工藤先生が教えてくれるわけないもんね…



いろいろとめんどくさそうだし…



「ねえねえ〜教えてよ〜」



「わかりましたから離れてください。」



近いんだっていちいち!



「もう〜照れ屋なんだから〜」



イラッ



「ごめんごめん。睨まないで」



「睨みたくもなります!!」



「ほらほら、声大きい。」



「すみません…」



「で?どうなったの?」



私は今までのことを全て話した



「なるほどね。大変だったね」



「まあはい…」



「とりあえずは…よくできました」



え…



「…なんかすごく見られてる」



「え?誰にですか?」



「後ろ…」



…!!!!