1人でしゃべってたらいきなり話しかけられて大声を出してしまった。



「早く降りてこい。」



「は〜い」



私は急いで下に降り工藤先生の横に座った。



「工藤先生、質問してもいいですか?」



「なに?」



私はずっと気になっていたことがあった。



「私のこといつから好きだったんですか?」



もし両想いだったら聞こうと思ってたんだよね〜



「ぶっ…!!」



いきなりで驚いたのか飲んでいたコーヒーを出しそうになっていた。



いや…むせたの方が正しいか…



どっちにしろ、驚いたのは間違いない。



まあ、そりゃそうか〜



結構唐突だったもんね。



「おまっ…!なんだよいきなり!」



「ずっと気になって…」



「…言わないといけないの?」



「聞きたいです」



「言いたくないんだけど」



…こうなったら綾が言ってたこれを使ったら絶対言ってくれる行動ってやつを使うしかないのか…



で、でも恥ずかしい…



けどやらないと聞けないし…



ええい!やるしかない!



ーーーいい?まず服を掴むのよ。あ、片手で軽くね。そして上目遣いで見上げて…ーーー



「先生お願い。聞かせて?」



うわ〜これ恥ずかしい!!



恥ずかしくて下向いてたけれど中々工藤先生が声を発しないことに気づいた私はもう一度工藤先生を見た。