「い…いひゃい…。」

ってことは、夢じゃないんだ!

「ありがとう!美緒ちゃん!!」

「いーえー。それじゃ、早く行きなー!」

あっ!そうだった!

お母さんやお姉ちゃん待ってるんだ!

「それじゃあ、美緒ちゃん!

次お世話になるまでさようなら♡」

「元気でねー!」

「はぁーい!」

背中のほうから聞こえてきた声に返事をし

て、家族がいる方に手を振りながら

歩いて行った。