** 飛翔 **






よく耳を済ますと、
何かを蹴っているような音が微かに聞こえた




「…仁」

ちーちゃんも眉を寄せる






ぼくたちはその"何か"を確認すべく、近づく。
近づくにつれて僕たちの目も暗闇になれて"何か"をとらえることができた。






動かない人間とそれを蹴り続ける人間…