** 飛翔 **




「いえ、話とは何ですか」

兄貴の気が引き締まった声が聞こえたときは、俺もいつも以上に背筋が伸びた。






「知ってると思うが、最近…組員が狙われるという事件が続いている。

それが…"K"であることが確定した。」

と、深刻に話す親父の目は決意が固められていた。




「…"K"ですか…」

兄貴もそれがわかったのか、少し背筋が伸びていた。