「あ、あんた誰?
うちに、あんたみたいな知り合いお、おらんけど」
目を泳がせながら呟く
「華蓮、逃げんでちゃんと話そうや
俺はもう、逃げたくないねん」
「に、逃げるって、何から?
あんたのこと知らんっていいよるやん」
周りが気になるのか
俺のこと見ようともせん。
お馴染みなんてこんなもんなんやろか。
それとも華蓮にとっては俺なんかどうでもいい存在やってんやろうか
やっぱり来たらあかんかってんな
もうきっと華蓮とは解りあえん
お馴染みは終わりや
いや、始まってもなかったんやな
そう結論付けて帰ろうと思ったとき
ーーーパンッーー
そんな音が響いて、
みんながその音の元凶に目がいったのと同時に口があいてるんが見えた。

