「結羽、琉伊ちゃんが好きなケーキわかったの?」
ふとちーちゃんがぼくに聞いてきた。
「あのねぇ、るーちゃんの好みわかんなかったぁ」
そう、ぼくの役割はもう一つあって
るーちゃんの好みの味を探ることだったんだけど…
「るーちゃんね、あんまりとかまぁとかしか言わないから
ぼく全然わかんなかったの」
「確かにアイツ、しゃべんなそうだしな」
桐くんも煙草を吸いながら言う。
ってか!
「桐くんも飾り付けしてよ〜」
そういうけど、桐くんは知らん顔
でも、実はしっかりと用意してたのもぼくはみたからなんだかんだで桐くんもはりきってるのかもね
「まぁ、琉伊ちゃんの好みがわかんないのはしょうがないけど、ケーキ、何味にしようか…」
ちーちゃんが困ったように眉を下げる。

