急に女の子たちの声が聞こえんくなった
と同時に、顔の横に温かい感触が伝わる
数秒後に、琉伊に耳を塞がれてることに気付いてん
それから目で、
女の子たちが店長から何か言われてお店から出て行くのがわかった。
そのあとにすぐ琉伊が俺の耳から手を離した。
そして何か店長らしき人と話したあとに、また俺の向かいに座って飲みかけのコーヒーを飲み出す
「なんでなん…….」
微かにそう呟く。喉が何でかカスカスやってから思ったより声がでーへんかってん。
「鳥井が辛そうな顔してたから」
少し間はあったものの淡々と答える琉伊。
「…何でわかるん?
今回だけやない、結羽のことも桐のことも。
何で出逢ってまだ日の浅いアンタにわかるん?!」
色んな感情が混ざり合って琉伊にあたってしまう俺はまだ最低のガキや。

