「その名も"隠れ家"っておもろいお店やなぁ!
よう来るん?ここ」
「たまに。
昔、知り合いの人に連れて来てもらったんだけど気に入って」
「そうなん?
前にもここらへんに来てたんや」
琉伊は転校生やからこの街は初めてやと思っててんけどそれは間違いで
琉伊はこの街に何度かきたことがあるんな〜
「鳥井、今日は行きたいところないんだね」
ふと琉伊が俺をまっすぐ見て言った。
内心ドキってしたんやけど何で?と聞き返すと
「あたしの行きたいところ行くって言った時点で
鳥井の予定は多分無いんだろうなって思っただけだよ」
コーヒーを飲みながらそう語る琉伊に少し恐怖が湧いたのは秘密やけど
言ってることは間違ってへんから洞察力があんねんなと冷静におもえた。
「せやで、琉伊、凄いわぁ〜」
と言ってると女子高校生の集団がお店に入って来てん

