「千尋。 例の件、何か情報でたか?」 漆黒のとても綺麗な瞳で僕を見る仁。 「最近の情報だとやっぱり九州の"劉羽(リュウバ)"が力をつけてきてるね。 この間の乱闘で、四国の"紫羅(シラ)"が負けたみたいだよ。」 「本間か?!あの紫羅が負けたんやて、信じられへんな」 「…そろそろか」 そう小さく呟く仁の声は僕にしか聞こえていなく、仁の強い決意が見えた。 仁と僕。 高校3年生であるため、この闘いを最後に引退するつもりだ。まだ誰にも言ってないが。